青パパイヤの魅力満載！健康効果とレシピ紹介

沖縄は未熟果の青パパイヤを野菜として食べる習慣があり、家庭料理の一つです。
近年では「メディカルフルーツ」ともいわれ健康効果の期待が高い青パパイヤ。日用品にもパパイン酵素が使われており有名ですね。

今回は青パパイヤの驚くべき健康効果を知り、調理のコツやレシピについて紹介します。

青パパイヤの魅力

食べ物には酵素を含む食品が数多くあり、青パパイヤはその中でも
「三大消化酵素」がすべて揃う

• たんぱく質を分解する「パパイン」
• 脂肪を分解する「リパーゼ」
• 糖分を分解する「アミラーゼ」

が含まれ栄養素を分解して吸収すやる力（主にエネルギー）に優れた食材です。

もともと体内の消化酵素（器官から分泌される）は、消化力が一定量と決まっているとのこと。
使いすぎると、代謝酵素の働きがスムーズに機能しなくなるため、病気にかかりやすいといわれます。

食物を経口摂取することで酵素の自己消化により、体内の消化の働きをサポートし、代謝の働きを高める役割があります。

そのため体外から酵素を取り入れることも重要なのですね。

また産後は、パパイヤを食べるとなんといっても母乳がよく出ます！
母乳分泌を促進するホルモンが影響してるんだとか。

筆者は経験上、肌の調子や体重減少もゆるやかに変化がありました。
産前は葉酸もとれ産後も嬉しい食材です。

青パパイヤが体に与える健康効果

図のように青パパイヤには、β-ｸﾘﾌﾟﾄｷｻﾝﾁﾝ、カロテン含有量は最も多く、第七の栄養素フィトケミカルという科学成分の総称です。
必要に応じてビタミンAに変換されるカロテノイドの一種で、その役割は以下があげられます。

• 免疫力の向上
• 骨粗しょう症
• 美肌効果
• インスリン抵抗性の抑制
• 肝機能・動脈硬化の予防

高い抗酸化作用を持つことから、老化予防の働きが注目され、ガンを抑制する研究結果も報告されています。

効果的に栄養をとるには？注意が必要な理由

✓青パパイヤの食物酵素は、熱による100℃でも活性が失われてしまうことはありません。

✓パパイヤは、アレルギー反応を比較的起こしやすいためアレルギーがある方は注意してください。

青ﾊﾟﾊﾟｲﾔの調理のコツと我が家のレシピ

青パパイヤは臭みがない食材のため、様々な料理方があり美味しく食べられます。

最初に縦に切り種をスプーンでくり除きます。

このとき酵素が滲み出てくるので肌が弱い方は手袋をしてください。

ピーラーで皮を剥き、パパイヤを千切りします。

パパイヤしりしり

5分程水につけておき、ツナ缶と炒めて調味料いれるだけ。おかずやビールと一緒にとても美味しいです！

パパイヤときゅうりの梅和えサラダ

こちらも水に10分ほどつけておきます。よく絞り好きな食材と和えるだけ。

きゅうり、梅と和えてさっぱりサラダ

パパイヤスムージー

• パパイヤ　　100ｇ
• バナナ　　　60ｇ
• リンゴ　　　60ｇ
• 牛乳　　　　適量

水につけておき材料を細かく切ってミキサーにいれるだけ。おやつにもいいですよ！

パパイヤのかき揚げ

余った食材でかき揚げにも。

まとめ

青ﾊﾟﾊﾟｲﾔは、強い紫外線の中で育ちながらも豊富な栄養素をもつ優れた食材です。
酵素の力で栄養をしっかり吸収し、現代病にもなりにくい体を目指したいですね。
ぜひ普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

出典：文部科学省食品成分データベース、パパイヤ大學、農研機構
参考文献：からだに効く！野菜の新図鑑　2015　宝島社
図解看護に役立つ栄養の基本がわかる辞典2017　成美堂